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「宇宙推進システムのための2つのホットスポットによる高速点火シナリオの利点」
M.L. SHMATOV (pp. 219-224)
<Ioffe Physical Technical Institute, 194021 St. Petersburg, Russia.>
"ADVANTAGES OF FAST IGNITION SCENARIOS WITH TWO HOT SPOTS FOR SPACE PROPULSION SYSTEMS"
圧縮した熱核反応燃料の1個の小塊の中に2つのホットスポットを生じさせることによる高速点火シナリオ、実際的には、宇宙推進システムにおいて2ホットスポットに基づくシナリオの使用を提案する。そのようなシナリオに関し、熱核反応における微小爆発の点火の失敗の確率pfが、圧縮燃料1個の小塊に1つのホットスポットを生じさせる同様のシナリオに対する確率よりも著しく小さくできることを予言するモデルを提示した。推進燃料の消費量が比較的大きな宇宙推進システムにとって、2ホットスポット・シナリオを選択することによる点火失敗確率pfの低下は、一般的に言ってペイロード質量の増加、たとえば2倍の、をもたらす。この2ホットスポット・シナリオの他の利点、およびそれらに関連するいくつかの問題についても検討を行った。
「シミタール予冷マッハ5巡航エンジン用の二重反転タービンの設計と試験」
RICHARD VARVILL(1), GUILLERMO PANIAGUA(2), HIROMASA KATO(3) AND MARK THATCHER(4) (pp. 225-234)
(1) Reaction Engines Ltd, Building D5, Culham Science Centre, Abingdon, Oxon, OX14 3DB, UK.
(2) Von Karman Institute for FluidDynamics, Chaussee de Waterloo 72, 1640 Rhode Saint Genese, Belgium.
(3) Multidisciplinary Optimization Group, CENAERO, Bdtiment EOLE, ler etage, Rue des Freres Wright, 29, B-6041 Gosselies, Belgium.
(4) Quadratec Ltd, Lodge House, Lodge Way, Severn Bridge Industrial Estate, Caldicot, Monmouthshire, NP26 5PS, UK.
"DESIGN AND TESTING OF THE CONTRA-ROTATING TURBINE FOR THE SCIMITAR PRECOOLED MACH 5 CRUISE ENGINE"
二重反転タービンテクノロジーは、SSTO用打上げエンジンや極超音速旅客輸送用の予冷エンジンに欠かせない技術である。LAPCAT計画は、長距離の極超音速飛行(ブリュッセルからシドニーまで2〜4時間)の推進技術の開発を目標としている。Reaction Engines社は、この構想にマッハ5 SCIMITAR予冷エンジンコンセプトを適用しようと考えている。このエンジンはSABRE打上げエンジンから考え出されたもので、液体水素のユニークな熱力学的性質をうまく活用している。両方のエンジンの中心をなすものは、ヘリウム・タービンで駆動される2軸式軸流ターボ圧縮機である。タービンとコンプレッサー間の音速に大きな差があるので、タービンは、効率向上と段数低減を狙った二重反転スプール構造になっている。本論文は、このタービンの予備空力設計と遺伝的アルゴリズム法による最終最適化について記述するものだ。タービン性能を確認するために、1台のモデル・タービンが製作され、Reaction Engines 社のB9試験場で現在テストされている。このモデル・タービンは原寸大に作ってあるが、コストとパワーを下げるためにヘリウムではなくアルゴンを作動流体に使用している。また、安い強化プラスチック製ブレードが使えるよう、吸入口温度と圧力は実際より下げた値で運転される。
(訳注: http://www.reactionengines.co.uk/lapcat_scim.html と http://www.reactionengines.co.uk/lapcat_veh.html 参照)
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