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オロモルフ博士
このところ病院や歯医者など、いろいろな野暮用が続き、バタバタしておりましたが、やっと、お手紙と回路図を一通りジックリと眺めることができました。
ひょっとして、お尋ねのポイントを取り違えているかも知れませんが、取り敢えず、現時点での私見を述べさせて頂きます。
◆ 図面「a」の補助継電器の件
以前、コヒーラーを自作した経験では、コヒーラーに流れる電流はかなり微弱でしたので、この電流では直接、印字機やコヒーラータッパーを動かす程の大きな電流を切断できる大型継電器を動かすことができなかったため、先ず、小型の継電器を動かし、その接点を利用して、大電流を断続できる大型継電器を駆動していたのではないかと思います。
◆ 図面「f」の電鍵の接点
配線を辿ると、電鍵の先端の両側にある端子は常に結線されており、従って、コヒーラーの下側は常にアース電位になっているようです。また、電鍵のバーは手前、右側の端子、つまり、電池のマイナスに繋がっているので、電鍵を押してないときには電池のマイナスが、アースに接続されることになりそうです。
現在の送受信機の回路では、電源のマイナスはアースに繋がっているというのが、ほぼ常識ですが、このころの回路図では、電源回路が独立しているのが不思議です。
◆ 写真「m」の電鍵の大きな棒
異様な棒ですね。
申し訳ありませんが、今まで見たことがありません。
SF以外に、世界の電鍵の切手も集めていますので、昔の電鍵がデザインされた切手もありますが、ストックブックを調べてみた限りでは、それらしきものは見当たりませんでした。
今後、気に留めておきます。
◆ その他
・図面「a」のインダクションコイルとアンテナ
スパークギャップが50センチもあるようなインダクションコイルの2次側の片方をアースに落とすのは分りますが、もう片方をアンテナに繋ぐと、どうなるのでしょうか?
殆どのエネルギーは、アンテナからのコロナ放電で消滅してしまうのではないかと思いますし、あらゆるところに放電してしまいそうです。
現在の、超高圧線が、4本のワイヤーで籠状になっているように、当時のアンテナが、籠状になっていた(?)のは、ひょっとしてコロナ防止のためではないかとも、思われてきました。
・「f」の回路図の注釈
右下の「送信用電鍵」の注釈では、電鍵を押すと水銀開閉器のモーターが動き出すように書かれていますが、回路図によるとモーターは常に動いていると思います。
もともと、モーターのように、イナーシャが大きいものがモールスコードに合わせて動いたり止まったりできるとは考えられませんが・・・。
・「l」の「電駅器之図」
これは、「ハ」と「ロ」が電磁石で、可動片は左右に動くのでしょうか?
現在、殆どのリレーは、電磁石はひとつで、上下に動きます。
こんな難しいリレーでは、なかなか上手く動かないのが当然だと思いました。
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