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JBIS2009年05月号の内容梗概 (2)

 投稿者:kikuo  投稿日:2009年10月18日(日)16時54分59秒
  「物語作家とパトロンで火星へ」
CHARLES POLK (pp. 187-197)
<The Martian Trust, 2125 1stAvenue West, Seattle, WA 98119, USA.>
"MARS BY WAY OF STORYTELLERS AND PATRONS"

自立型火星前哨基地の設立を計画し資金手当てをするのに、宇宙をテーマにした娯楽や教育メディアを利用するというビジネスモデルを提案する。このモデルは次の2つの先例から考え出された。すなわち、(i) 米国地理学協会が研究の資金調達手段として機関紙・書籍などのメディアセールスを使っていること、および、(ii) 古来からある、新規な創造におけるパトロンの歴史的な役割、の2つである。これら2つの先例を合わせた1つの国際非政府組織(INGO)を考える。組織はそのINGOブランドのメディア・ビジネスに加入する多くの会員で運営され、彼らは数千万の購買層あるいは購読者層を形成する。この組織は、全世界的なメディア・マーケットへごく控えめに浸透するだけで、(2008年のドルで)年間50億米ドルの支出を2025年から開始し、火星の前哨基地が確立されるまで、一定の割合で増大しつつ継続できる。このような資金供給の仕組みは、何らの制約も受けずに自由に幅広く解決策を考えることができる意思決定権限と相まって、最先端の技術の進歩を促し、究極には当初の火星前哨基地を人類初のセカンドハウスへと拡張してゆける地球‐火星インフラストラクチャーを確立する可能性を秘めている。
 

JBIS2009年05月号の内容梗概 (1)

 投稿者:kikuo  投稿日:2009年10月18日(日)16時53分52秒
  JBISの2009年05月号の内容梗概です
最初の論文は、NASAとESAが次の重点をエウロパに決定したので、今までのタイタン・ミッションを総括したもの。次の論文は、SFではおなじみの生物にヒントを得たロボットのすすめ。最後は、火星の開発を草の根の勝手連でやってしまおうというものです。オバマさんの選挙運動がヒントかな?
                  kikuo

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
*   英国惑星間協会誌2009年5月号内容抄録   *
*  J'l of the British Interplanetary Society   *
*          Vol.62  No.5       May 2009          *
*                                               *
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


「タイタン・ミッションの研究 - 歴史を振り返る」
RALPH D. LORENZ. (pp. 162-174)
<Space Department, Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory, 11100 Johns Hopkins Road, Laurel, MD 20723, USA.>
"TITAN MISSION STUDIES - A HISTORICAL REVIEW"

土星の衛星タイタンに対する今までの探査の、ミッション検討記録について、共通するテーマとアプローチに重点を置いて調査した。この35年にわたる検討の記録と、実際にタイタンおよび他の目的地に対して行われた探査ミッションとの関係に注意がはらわれた。最後の2年間にかなり詳細に検討されたミッションコンセプトは、より広い文脈の中に組み入れられている。タイタンの環境は、軌道周回機、着陸船、ボート、航空機、気球およびペネトレーターを含む幅広い種類の運搬手段の使用を許している。タイタン探査ミッションにおいて、特に繰り返して現れるテーマは、多角的な科学探査を行うためのマルチプル・プラットフォームの使用、効率的に探査機をタイタン軌道に投入するためのエアロキャプチャの採用、および広い面積を低空で移動する手段としての空気より軽い航空機の使用である。


「火星上の探検隊員を支援する生物学的発想に基づくロボット」
GREGORY P. SCOTT AND CHAKRAVARTHINI M. SAAJ (pp. 175-186)
<Surrey Space Centre, University of Surrey, Guildford, UK.>
"BIOLOGICALLY INSPIRED ROBOTS TO ASSIST AREONAUTS ON THE MARTIAN SURFACE"

人類が火星の表面に足を印するずっと以前に、火星表面の探査はかなり尽くされている筈だ。軌道周回探査機が、今までに火星表面に関する膨大な情報を収集してきたことは紛れもない事実だ。だが真に重要な情報は惑星表面をベースにした探査によって得られたことも事実である。このことには、過去のバイキング火星着陸船について言えるだけではなく、科学観測装置を積載し、このほとんど未探検の環境について人類により詳しい知識を提供するため、火星表面を走り回っている現在および次世代の移動ロボットも含まれる。火星上の探検隊員たちを支援するためには、近年さまざまなロボット・ビークルが提案されてきている。しかし、これらビークルの内の、あるいはビークルが備える機能の一面においてさえ、生物に発想したものはほとんど見られない。ビークルの移動システムに関して言えば、生物学的発想に基づくコンセプトを研究することは、車輪付きロボット探査車が今まで踏破したよりも桁違いに複雑険阻な地形を探検せねばならない隊員たちの期待に沿うためには、非常に重要である。この論文は、火星探検隊員を支援するように設計された幾つかのロボットシステムをレビューしたのち、一つの多目的脚型火星面移動支援手段を提案する。このビークルは生物学的発想に基づく移動システムを備えていて、これによって非常に複雑な火星の地形でも隊員の前進をアシストするだけでなく、人間には無理な地域でも、必要あれば現地科学調査を遂行するため、自立で踏破できる機能を有する。火星表面を走行するための生物学的発想に基づくビークルの能力を、平坦な地面での牽引性能、および、より険阻な地形におけるアクセス能力の両性能に関し、車輪式または無限軌道式ビークルと比較して示した。
 

JBIS2009年04月号の内容梗概 (2)

 投稿者:kikuo  投稿日:2009年10月18日(日)16時52分13秒
  「地球圏外国家における自由とその範囲」
CHARLES S. COCKELL (pp. 139-157)
<Centre for Earth, Planetary, Space and Astronomical Research, Open University, Milton Keynes, MK7 6AD, UK.>
"LIBERTY AND THE LIMITS TO THE EXTRATERRESTRIAL STATE"

地球圏外の環境が備えている物理的条件は、極めて過酷で人間にとって致死的であるので、そこに居住しようとする人間社会の政治経済秩序は、集産主義的な方向へ向かいがちだ。したがって、権利としての自由は、地球圏外の行政当局および密閉環境内に居住する人々の行動に伴って起こる自由の概念に対する自然な制約を通し、意図的な人間の行為によって蝕まれるだろう。アウタースペースに、独裁的な専制政治ではなく自由をはぐくむ地球圏外ガバナンスが出現するためには、競争を促進し、政治的および経済的な独占を排し、それを法制度で維持する多くの仕組みが必要となる。この問題は、酸素の生産において最も顕著に表れる。今回これらを考察することは、地球圏外国家およびそれの先行支配形態の目的および範囲を制限することにおいて意義がある。今回のこの議論は、純粋に思索的な単なる思考ではなく、宇宙開拓と植民の最初期段階から考慮すべき、物理的アーキテクチャーおよび社会構成の要件を特定するのに役立つ。
 

JBIS2009年04月号の内容梗概 (1)

 投稿者:kikuo  投稿日:2009年10月18日(日)16時50分41秒
  JBISの2009年04月号の内容梗概です
地球外植民国家が独裁専制に走るのを防ぐには・・。なんかアシモフの銀河帝国三部作を思い出させます。
                  kikuo

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
*   英国惑星間協会誌2009年4月号内容抄録    *
*  J'l of the British Interplanetary Society   *
*          Vol.62  No.4     April 2009          *
*                                               *
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


「複合サイクル・エンジンの熱交換器の設計」
HELEN WEBBER, et al. (pp. 122-130)
<Reaction Engines Ltd, Building D5, Culham Science Centre, Abingdon, Oxon, OX14 3DB, UK.>
"HEAT EXCHANGER DESIGN IN COMBINED CYCLE ENGINES"

運用時に予冷空気吸い込みモードとロケットモードの両モードを使う複合サイクル・エンジンは、単段式軌道直行機を実現する上で最も有望な推進システムである。空気吸い込み段階は、ロケット段階が必要とする速さにまで速度を上げるためのもので、適切な比推力を出す一方で、ロケット・サイクルの部品が再利用できるよう十分な質量効率が求められる。この論文は、この空気吸い込みサイクルに課されたユニークな要求に応え、ロケット燃焼室へ送る空気を予冷し高圧に圧縮することを可能にするために、いかに高度な熱力学を要し、結果として一連の異なる熱交換器の使用に帰着したかを説明する。これら熱交換器の主な役割は; 予冷器で流入空気から熱を抜き取る、一定のタービン稼働条件を維持するためサイクル流れ温度に熱をトッピングする、およびパワーサイクルからの廃熱を、熱交換器ループを通して抽出し熱容量のマッチングをとることにある。論文ではこれら熱交換器の設計ソリューションを議論する。


「エーリアンをイメージする:SFにおける地球外知性の描写とSETI」
STEPHEN BAXTER (pp. 131-138)
<c/o Ralph Vicinanza, 303 W 18th St, New York, NY 10011, USA.>
"IMAGINING THE ALIEN: THE PORTRAYAL OF EXTRATERRESTRIAL INTELLIGENCE AND SETI IN SCIENCE FICTION"

SFに描かれた地球外知性の概念を整理した。特に、SETIの方法論に想定されているシナリオに基づいた現代SFを取り上げた。その意図は、SETIや宇宙生物学分野の専門家がこれらの概念にアクセスし易くすることにある。SFが主としてフィクションであり、娯楽を目的としているのは事実だが、今後のSETIの戦略および政策の策定に当たって、そのような作品のより思慮に富んだものは思考実験の宝庫として役立つだろう。
 

網掛け

 投稿者:オロモルフ  投稿日:2009年10月13日(火)10時47分57秒
  公報の編集では、あいかわらず、網掛けに悩んでいます。
きちんとした理解が出来ないのです。
公報116号では、代表的な写真修整ソフトのフォトショップのディザという機能を使ったのですが、点の細かさの割には見てくれが良くありませんでした。
そこで117号では、リコーのコピー機の写真複写機能を使いましたが、細かすぎて印刷で網が潰れてしまう不安があったので、大きさを七割にして写真コピーし、それを通常コピーで1.4倍するという便法を取りました。
はたしてどうなるでしょうか。
それでもどうも画質が良く無いので、次はフォトショップとレーザプリンタの機能を使って、やってみます。テストでは、かなり粗めの網になりますが、もともと写真用印刷の雑誌ではありませんから、我慢していただけるかな、と思っています。
(最近一年ほど、会員の方々の会費納入が低調です。激減しております。不景気の影響だと思います。多くの会員が定年を迎えておられ、そこへ不景気ですから、しかたありませんが、どうかよろしくお願いいたします)
 

ありがとうございます

 投稿者:オロモルフ  投稿日:2009年10月 9日(金)11時36分57秒
  Akiさん、ありがとうございます。
たしかにCも大問題ですね。フレミングの本にもCのことも書いてありました。
RもCも絶縁抵抗も相当大変だったろうと思います。
ですから、これを国産化して日露戦争に間に合わせた安中常次郎(アンリツの創業者)は偉かったと思います。小さな民家の押し入れの中を作業場にして造ったという話しがアンリツの社史に出ておりました。
Akiさんは実際にこういう回路を造った経験がおありなので、何が難しいのかどこが大変なのか、勘が働くと思いますが、私は経験が無いので、大事なことに気づかなかったりします。
 

(無題)

 投稿者:Aki  投稿日:2009年10月 9日(金)10時59分9秒
  オロモルフ博士

> お騒がせしましたが、三十珊とか五十珊とかいうのは、どうやら放電間隔のようです。まだ確実ではありませんけど。

 了解しました。
 でも、1mというと相当大きなものでしょうね。

> コイルに巻く銅線の抵抗値が相当な問題になるらしいことでした。これは時定数が1/RCできまることから来るらしいです。

 6万回となると、Cも相当大きかったのでは。
 コイルの層間絶縁も大変だったと思います。

 今、思い出したのですが、テレビがブラウン管を使っていたときには(我が家のカラーテレビは、まだブラウン管ですが)、高圧として3万ボルトが必要で、フライバックトランスを使って高圧を得ていました。
 2次コイルは、Cを減らすためと、層間絶縁のために、幅数ミリ、高さ3〜4センチほどにコイルをハネカム巻きにしていました。
 手作業(手動ハネカム巻き機)で試作するときは、名人芸が必要でした。(笑)
 最も、周波数は、15.7kHzでしたから、コアもフェライトで済み、小型でしたが、これは、正に小型送信機で、15.7kHzの高調波がアマチュア無線の受信に妨害を与えていました。
 

感応線輪の件

 投稿者:オロモルフ  投稿日:2009年10月 8日(木)23時57分51秒
  いま、フレミング(右手則とか左手則とかの人)の書いた無線電信の解説書をぱらぱらと見ておりましたら、それらしい記述を発見しました。
「ふつうは十吋感応線輪を使うが、これは十吋離れた尖った電極の間に火花を飛ばすことのできる感応線輪である」という意味の事が書いてありました。

そこに書いてある事で私がこれまで気づかなかったこととしましては、コイルに巻く銅線の抵抗値が相当な問題になるらしいことでした。これは時定数が1/RCできまることから来るらしいです。たぶん一次側の電流変化を急激にしても時定数で制限されてしまうという事なのだろうと思いました。なにしろ明治時代の翻訳ですから、意味がなかなか読み取れませんが。
この標準的な十吋感応線輪の巻数は、一次が三十数回、二次が六万回らしいです。
(巻数につきましては、木村駿吉による解説書に、一次が数回、二次が数千回というのがありました)
お騒がせしましたが、三十珊とか五十珊とかいうのは、どうやら放電間隔のようです。まだ確実ではありませんけど。
 

ありがとうございます

 投稿者:オロモルフ  投稿日:2009年10月 8日(木)17時01分12秒
  Akiさん、早速にありがとうございます。
明治時代の無電を扱った文献には、最近の文献にも、三十珊感応線輪といった言葉が当たり前のように出てくるのです。
書いた人も分かっていないような気がしないでもないのですが・・・。
もし今後何か分かりましたら、どうかお願いいたします。
 

感応線輪

 投稿者:Aki  投稿日:2009年10月 8日(木)16時40分23秒
  オロモルフ博士
 申し訳ございませんが、取り敢えず、手持ちの文献を調べてみた限りでは、この件について全く記載がありません。
 頭に入れておきますので、また、何か分かりましたらば、ご連絡させて頂きます。
 

教えてください

 投稿者:オロモルフ  投稿日:2009年10月 8日(木)11時56分54秒
  Akiさん、昔のことですみませんが、ちょっと教えてください。
日露戦争当時の無線電信機を調べていますと、感応線輪がよく出てきます。
それの呼び方に、「三十珊感応線輪」とか「五十珊感応線輪」とか、ある場合には一メートルとか、出てきます。(珊はセンチ)
この、30センチとか50センチとかいうのは、そのくらい離れた電極に放電を起こすくらいの高圧に耐える、という意味なのでしょうか。
線輪自体の大きさではないように思えます。
感応線輪の解説書を探したのですが、見つからないのです。
 

Re:『マーシャル博士の恐竜ランド』

 投稿者:bee  投稿日:2009年10月 4日(日)06時53分49秒
  Aki 様

> そして、日頃、恐れていたことが、今回は遂に起きてしまいました。最初から、最後まで、観客は私ただ一人!

おめでとうございます!
私は過去に2度ほど経験していますので、既に貸し切りで観るのはへっちゃらです(笑)

この映画、よほど入りが悪いのか、今度の金曜日で上映終了です。
しかも最初から90席程度という一番小さいシアターです。
チラシを見ると、なんかいろいろ詰め込んだ作品という印象はありました。
映画評論家と意見が合わないのは、よくあることなので、あくまで参考程度にしています。
自分が観たいと思えば観に行くまでです。
そういえば淀川さん、シュワちゃん好きでしたね。
 

『マーシャル博士の恐竜ランド』

 投稿者:Aki  投稿日:2009年10月 3日(土)14時31分1秒
   昨、2日は「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」まで、雨の中、『マーシャル博士の恐竜ランド』を観に出掛けました。
 公開後、未だ2週間だというのに、上映は1日3回、早朝(09:15)と、夕方から夜にかけての2回だけ。ともかく頑張って、早朝の08:20に我が家を出発。
 08:50に映画館のあるビルへ着いたのに、先ず、エレベーターが動かない。9時になって、やっとエレベーターが動き出し、ガラガラのところで切符を買い、スクリーン12(客席:180)へ。
 そして、日頃、恐れていたことが、今回は遂に起きてしまいました。最初から、最後まで、観客は私ただ一人!

物語:
 いつも奇妙キテレツな研究を発表し、本を出版しているマーシャル博士。
 テレビ番組「TODAY」でインタービューをしている論説委員も、彼のことを馬鹿にしているし、学会も彼のことを相手にしない。
 そんな中、彼を尊敬する若い女性科学者、ホリーに励まされ、タキオン増幅装置を完成、これを持って彼女が異次元への入り口があると信じている、寂れた砂漠の遊園地の洞窟に向う。案内役は、この遊園地の男、ウィル。
 しかし、タキオン増幅装置に反応した洞窟は異変を起こし、この3人は異次元世界に転落する。が、そこは、ありとあらゆる古今東西の地球のものが転がっており、芥溜め状態。恐竜もいれば、類人猿もいる。何故か、大仏様や壊れたUFOまでもある。
 また、一方、そこには、マーシャル博士が異次元に転落したときに紛失したタキオン増幅装置を使い、地球征服を目論む異次元人の集団、スリースタックたちもいた。
 果たして、3人はこのハチャメチャな騒動の中から、失ったタキオン増幅装置を取り戻し、現実の世界に戻ってくることができるのであろうか?

 「キネ旬」の評論によると、「下ネタの連続で、これは誰を対象に作った映画なのだ」的なことが書かれており、評価は最低。
 子供だって、今の子供は、あの程度の下(H)ネタにはびくともしないと思います。
 「キネ旬」では、この前の『プール』の評価もかなり低かったのですが、評論家が分っていないなと思う点が多々あったので、今回も敢えてこの映画に挑戦した次第。
 その結果、評論家の中で、“タキオン”を知っている人は何人ぐらいいるのかな〜、などと考えながら、それはそれなりに面白く楽しめました。
 昔、淀川さんは、テレビでSF映画を紹介するときは「凄いですね、怖いですね」を連発していましたが、ある時、何かで「私はSFは分らないのだ」といっているのを聞き、より淀川さんが好きになりました。
 この前、ご紹介しました「Newsweek 映画 ザ・ベスト 300 完全保存版」の中でも、デービッド・アンセンは「シリアル=名作、コメディは軽んじる傾向がある」と書いています。 この映画は決して素晴らしい映画とは思いませんが、欠点だけを論い(=あげつらい)、面白いところは無視されているような気がします。
 もっと回りに沢山の観客がいて、一緒に笑って観られたら、より楽しかったと思います。
 どうも今回は、評論家の評論になってしまい、失礼しました。
 この映画も、エンドロールの途中で、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1986)』の最後を思い出させるような、ワンカットが入ります。
 矢張り映画は、最後、場内が明るくなるまで席に座っていてください(転ばないためにも!)。

(原題)LAND OF THE LOST
2009/アメリカ/ユニバーサル映画
監督:ブラッド・シルバーリング
脚本:クリス・ヘンチー、デニス・マクニコラス
出演:ウィル・フェルレ、アンナ・フリエル、ダニー・マクブライド、ヨーマ・タッコン
2009/09/11公開 1時間41分

◇ 今回、初めて映画館で観た予告編。

★『レイトン教授と永遠の歌姫』(日)          2009年12月19日公開
  人気ゲームの映画化。
  永遠の命をかけた謎解き。
 

Re:「Coming Soooon」

 投稿者:bee  投稿日:2009年10月 1日(木)02時02分6秒
  ☆『アルビン号の深海探検』(日)

HTVのようなものも映画の題材にしてほしいですね。ISSへの接近だとか、それだけで私は観に行くのですが。


☆『パンドラム』(米)

予告編を見ると『エイリアン』っぽいですね。というより、宇宙船のデザインはどれも似たものばかり。


☆『タンタンの冒険』(米)

やはり1本が3時間近くもあるのでしょうか・・・
 

「Coming Soooon!」

 投稿者:Aki  投稿日:2009年 9月29日(火)12時12分18秒
   3ヶ月が経ちましたので、独断と偏見の「Coming Soooon!」をお送りします。
 現在、上映中のものも含みます。
 ☆印は、新しい映画か、最新情報が盛り込まれたものです。


☆『BALLAD 名もなき恋のうた』(日)                 2009/09/05
   大人も泣いた名作『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』の実写    版。
   お侍さん役には、SMAPの、あの草 剛!
   しんちゃんは出ず、川上真一という小学生が。 おしりは出しません。
   監督は、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎 貴。
   『クレヨンしんちゃん』の作者、臼井 儀人さんが亡くなられた。残念!

☆『ウルヴァリン X−MEN ZERO』(米)                2009/09/11
      『X-MEN』の一人、ウルヴァリン誕生秘話。
      主演は、お馴染み、ヒュー・ジャックマン。
   もし、原作の通りで、続編ができるとすると、舞台は日本で、忍者との戦いだと     か・・・。

☆『マーシャル博士の恐竜ランド』(米)                                2009/09/18
   キテレツ科学者がタイムマシン研究中に、原始時代に迷い込む。
   米国、人気TV番組の映画化。
   主演は、『主人公は僕だった(2006)』、『奥さまは魔女(2005)』でお馴染みの、ウィル・フェルレ。
   「キネ旬」によると、下ネタの連続だそうで、評価は最低ですが・・・。

☆『くもり ときどき ミートボール』(米)                              2009/09/19
   食べ物を作り出し、空から降らせる機械が自我意識を持ち始め、世界各地に被害が。3D。

☆『カムイ外伝』(日)                           2009/09/19
   “抜け忍”となったカムイの戦いの旅路。
   白土三平の同名劇画の映画化。

☆『ドゥームズデイ』(米・英・南ア・独)                   2009/09/19
   近未来。 謎のウイルスが万延。
   唯一、このウイルスに効くワクチンを持っている国は・・・。

☆『空気人形』(日)                            2009/09/26
   等身大の空気人形が意志を持ち始め、人間を愛してしまう。切ないラブストーリー。

☆『ATOM』(米)                               2009/10/10
   手塚治虫のコミックがハリウッドでCGアニメに。

☆『バタフライ・エフェクト3 最後の選択』(米)            2009/10/17
   シリーズ、第3作目。10年前に殺された恋人を救うために、掟を破って過去に戻る。

☆『仏陀再誕』(日)                          2009/10/17
   世界が闇に沈むとき、仏陀は再びよみがえる。
   大川隆法著『仏陀再誕』のアニメ映画化。偏った宗教映画でないことを希望。

☆『きみがぼくを見つけた日』(米)                                   2009/10/24
   オードリー・ニッフェネガーの小説『タイムトラベラーズ・ワイフ』(大ベストセラーズ?)の映画化。タイムトラベル能力を持つ青年と、一人の少女の成長を追った“本年最高の恋愛映画”とのこと!
   製作総指揮の一人にブラッド・ピットが!

☆『アルビン号の深海探検』(日)                    2009/10/24
   全編実写。あなたは深海に包まれる。3D。
   上映時間:40分。

☆『ホワイトアウト』(米)                       2009/10/31
   地球上で最も寒く、最も孤立した大陸が、人間に仕掛けた罠。
   南極で発見された、奇妙な死体の謎に迫る。南極で起きた“初”の殺人事件。

☆『PUSH 光と闇の能力者』(米)                                     2009/11/07
    数々の歴史的事件に関わっていた超能力者集団が、政府の陰謀に立ち向かう。
   香港を舞台にした超能力者のバトル映画。コミックの実写版。
   大人になったダコタ・ファニングが超能力者の一人として出演。
   米国では、2009/02/06に公開済み?

☆『Disney's クリスマス・キャロル』(米)               2009/11/14
   ロバート・ゼメキスがパフォーマンス・キャプチャーで挑戦。3DCGと実写。
   クリスマス・イヴ、男の前に精霊が現われ、過去、現在、未来を体験させることで、
彼の秘めた人間性を目覚めさせる。ウォルト・ディズニー。
   主演は何とジム・キャリー!

☆『2012』(米)                            2009/11/21
   2012年12月21日は古代マヤ暦の予言による、世界が滅亡する日。
   地球規模で起こるの災害に立ち向かう人々の物語。
      監督は、ローランド・エメリッヒ。
   結末は、『ノウイング』とは違う・・・?!

☆『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』                                 2009/12/12

☆『アバター』(米)                                           2009/12/18
   ジェームス・キャメロン監督による製作費2億ドルのSF超大作。
   立体デジタル撮影装置フュージョン・カメラ・システムとパフォーマンス・キャプチャーによる最新CG技術を融合させた全く新しい3D映像。
   ある惑星の征服計画に従事する兵士が、惑星「パンドラ」の生物に恋をするという物語。
   主演は『ターミネーター4』の、サム・ワーシントン。
   そして、『エイリアン』の、シガニー・ウィーバーも出演。

☆『よなよなペンギン』(日)                       2009/12/23
   ペンギンが空を飛ぶと信じている6歳の少女と、気弱なゴブリンが、友情と勇気の大切さを学んでいく冒険ファンタジー。

 『カールじいさんの空飛ぶ家』(米)                  2009/12/05
     原題:『UP』。ウォルト・ディズニー。
   78歳のおじいさんが、8歳の冒険家と出会い、家ごとの奇跡の旅にでる。3D。

 『Sherlock Holmes(原題)』(米)                               2009/12
   ワトソン博士は、ジュード・ロウ。SFではありませんが・・・。

☆『宇宙戦艦ヤマト・復活篇』(日)                   2009/12
      フルCGでよみがえったヤマトは、シャープになり、内蔵メカもグ〜ンとバージョンアップ。
   破壊力十分の武器「波動砲」は6連発が可能となり、大きな見どころに。
   光速の10分の1で地球に向う移動性ブラックホール。ヤマトはこの危機を救えるか!?

☆『ディストリクト9』(米)                            (全米公開:2009/08/14)
   南アに不時着した宇宙人は、“ディストリクト9”と呼ばれる特別居住区に収容されるが、そこで人類との戦いが・・・。人種差別問題がSF化された?

◎2010年〜

☆『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃』(米)       2010/02?
     12歳の少年パーシー・ジャクソンは、ある時突然、ギリシャ神話の神々の息子のひとりであると告げられ、仲間とともに旅に出る。
   監督が同じだそうで、最初、予告編では『ハリー・ポッター』かと思いました。(笑)

☆『G−フォース』(米)                          2010/03
   特殊訓練されたモルモットたちが専用のスパイグッズを駆使しながら、米国政府の最高機密ミッションに挑む。ディズニーの実写と3DCGアニメ。
   声:ニコラス・ケイジ。

☆『アリス・イン・ワンダーランド』(米)                2010/04/17
   ルイス・キャロルの物語がディズニーによって映画化。
   監督:ティム・バートン。ジョニー・デップも出演。3D。

☆『イマジナリアム・オブ・ドクター・パルナッサス』(米)        2010/春
   不老不死を得た、人間の想像力を操る博士が・・・。

☆『トイ・ストーリー3』(米)                     2010/07
   ディズニー映画。声の出演に、トムハンクス。3D。

☆『Tron Legacy(原題)』(米)                                          2010/
   あの『トロン』の続編が、3Dで。

☆『アイアンマン 2』(米)                                   2010/

☆『サロゲート』(米)                                                 2010/
   ロボットが人間の代わりをしている理想的な未来社会。そこで殺人が・・・!
   ブルース・ウィリス主演

☆『ウルフマン(原題)』(米)                                        2010/
   古典ホラー、「狼男」の復活。

☆『パンドラム』(米)                (全米公開:2009/09/04)
   SFホラー!!
   宇宙船のスリープ・カプセルから目覚めた乗組員を襲う、謎のエイリアンとの恐怖の戦い。
      (こちらは『パンドラム』。『パンドラ』ではありませんでした!)

☆『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』                              2010/
   12世紀のペルシャが舞台の冒険活劇。
      人気ゲームの映画、実写版。

☆『ターミネーター 5』(米)                                         2011/  ?
   新シリーズ第2弾。

☆『タンタンの冒険』(米)                       公開日未定
   三部作。スピルバーグとピーター・ジャクソンが監督。3D!
 

Re:『くもりときどきミートボール 3D』

 投稿者:bee  投稿日:2009年 9月26日(土)23時45分38秒
  まだ観ていませんが、予告編で見ると実に食べ物が美味しそうです。
実際、空から降ってきて地面に転がるようなものは、汚くて食べる気がしませんが、そこは映画。
自我に目覚めたマシーンの暴走に世界を救う話・・・なかなか壮大で期待できそうです。
3Dは上映期間中スクリーンが変わらないので、なるべく大きなスクリーンで観ようと早めに行く必要がないのが利点です。
もっとも、スクリーン自体の大きさとスクリーンからの距離で実際に体感する画面の大きさが決まるので、一概には言えませんが。
 

『くもりときどきミートボール 3D』

 投稿者:Aki  投稿日:2009年 9月25日(金)18時56分51秒
   昨、24日は、やっとシルバーウィークが終わったので、シルバーが動き出し、「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」まで、12:30からの『くもりときどきミートボール 3D』を観に出掛けました。
 スクリーンは6:187席。入りは、十数人。
 良く笑う女の子がいて、楽しかったです。

物語:
 場所は、大西洋に浮かぶ小さな島、スワロー・フォールズ。鰯が名物だったが、缶詰会社が倒産してからは島は寂れ、島民は毎日、鰯ばかり食べて、げんなりしていた。
 小さいときから発明大好き青年、フリントは、この苦境を救うため、水から食料を作る“食べものマシーン”を発明するが、手違いからそのマシーンは空中に飛び上がり、雲から水を取り込み、食物を空から降らせ始める。フリントが、無線でメニューをマシーンに送信すると、目玉焼きでも、アイスクリームでも空から降ってくる。一度、これを食べてみたいと、この島に観光客が押し寄せ、フリントは一躍、有名人に。
 一方、駆け出しの女性お天気キャスター、サムは、この島から食べ物お天気情報を世界中に中継したため、一躍有名になる。
 しかし、段々、降ってくる食べ物が巨大化し、更に、この影響の範囲が世界中に広がるに及んで、各国とも危機感に襲われ始める。
 マシーンを止めようと、フリントは自作のフライングカーで空中に飛び立つが、自我意識を持ち始めたマシーンに反撃され、命が危なくなる。
 果たして、フリントは、自分で発明したマシーンに打ち勝ち、世界の危機を救うことができるのであろうか。

 初めから、ばかばかしいお話だと割り切って観に行きましたが、こんなに意表を突いた荒唐無稽なお話だと、却って機先を制され楽しめました。
 特に、スパゲッティの竜巻は、圧巻!
 いつも、映画を見終えると、空腹を感じるのですが、今回は満腹でした。
 子供の頃、母親を亡くしたフリントへの寡黙な父親の愛情が、一本通っており、矢張り、これもある意味で、父子物語だと思いました(ちょっと、ホロリとさせられます)。
 フリントとお天気キャスター、サムとのロマンスも甘い味付けになっています。

(原題)Cloudy With A Chance of Meatballs
2009/アメリカ/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給
監督・監督:フィル・ロード、クリストファー・ミラー
製作:パム・マースデン
原作:ジュディ・バレット(文)、ロン・バレット(絵)
声の出演:梯篤司、吉永拓斗、甲斐田裕子、齊藤志郎
2009/09/19公開 1時間30分
 

オロモルフ号の航宙日誌3874『古天文学』

 投稿者:オロモルフ  投稿日:2009年 9月22日(火)10時51分50秒
  ▼今月の本8(もう一つの掲示板から転載します)

◎斉藤国治『古天文学の道』原書房(平成二年五月)

第一章 江戸時代の諸国に残る天文史料
第二章 伊能忠敬の天文測量術
第三章 『吾妻鏡』の中の天文記録
第四章 古代の天文家――陰陽師たち
第五章 陰陽師・安倍泰親の天文記録
第六章 日本古代の日食論争と日食記事
第七章 白昼の星
第八章 天変記事のある無年号文書
第九章 二星合・三星合の天変
第十章 漏刻――古代の水時計
第十一章 「天の岩戸隠れ」は皆既日食か
第十二章 新羅・百済・高句麗の天文記録
第十三章 秦始皇帝とハレー彗星
第十四章 中国古代の日食・月食・星食
第十五章 古代ローマ・ギリシャ・アラビアの天文記録
第十六章 居ながらに皆既日食が見られる確率
第十七章 「客星」という名の超新星

 著者の斉藤国治博士は1913年生まれ。東大理学部天文学科卒。東京天文台の教授として活躍。退官後、古天文学を提唱して多くの調査研究をされ、たくさんの本を出しています。
 私がこの著者のことを知ったのは、井沢元彦さんの『逆説の日本史 古代黎明編』(小学館)に著者の業績が紹介されていたからでした。
 卑弥呼が没したとされる西暦248年に日本列島に日食が生じていることを、斉藤博士が計算によって確認された事に井沢氏が着目して、天照大神、卑弥呼、邪馬台国などを結びつけて論じたのです。
 天照大神の岩戸隠れが日食の神話ではないか――という推測は多くの人が述べており、その説は江戸時代からあるそうですが、卑弥呼の死の年に日食が発生していたことを計算で確かめたのは、斉藤博士が最初だろうと思います。
 こういう事から、卑弥呼の死は日食による混乱が原因であり、その事件が天照大神の「天岩戸隠れ」神話に反映している、という説が出てくるのです。

 で、『卑弥呼と日本書紀』を書く時にこの説に興味を持ち、この本は入手できませんでしたが、その後出された『宇宙からのメッセージ――歴史の中の天文こぼれ話』(雄山閣)を買って調べて、そのデータを本に引用いたしました。
 で、その話をSFの同人誌に書きましたところ、熱心な同人でいつも原稿を書いて下さるAkiさんが、斉藤博士は私の叔父です――と知らせて下さり、驚いた次第です。
 その後、黒岩涙香の『破天荒』に興味を持たれたようで、Akiさんのご紹介でその関連の資料について御手紙のやりとりなどをさせていただきました。
 先年亡くなられましたが、不思議な御縁でした。
(Akiさん、ありがとうございました)

 卑弥呼の正体は〈倭迹迹日百襲姫命〉であろうという、『卑弥呼と日本書紀』に書いた私の推理の正しさが、昨今、考古学的に証明されつつありますが、卑弥呼と天照大御神の関係につきましては、あまり穿ったことは言えないだろうと思います。
「日食による卑弥呼の死」なるものが日本神話に多少の影響は与えているかもしれませんが・・・。

▼書影

 ↓↓↓↓↓
 

Re:『バイオニックヒューマン』

 投稿者:bee  投稿日:2009年 9月21日(月)07時46分14秒
  古い言葉で言えばサイボーグ技術だと思いますが、このように人工の素子を使うのと、本来あるべき体細胞を再生させるのと、2通りがあると思います。
一方に偏らず、どちらもやるべきだと思いますが、なかなか興味深いですね。
やはり極めつけは、ブレーン・マシン・インターフェースでしょう。
思考するだけで機械や乗り物を動かすというのは、いろんな作品でも登場していますが、考えてみるといろいろな課題がありますね。(この分野の実際の研究内容は知らないのですが、脳波を利用するとして)
思考による脳波を機械を動かす電波に変換しなければなりませんが、単に脳波の強度を強くしたところで機械に対しては意味がないので、思考による脳波から実際に機械を動かすための電波への変換技術の確立。
その変換の際の外部雑音の除去など。
特に、まったく異なる処理を思考しながら、脳波のパターンが極めて似ている場合は、その変換は難しくなるでしょう。
似たような脳波のパターンの際に、誤動作を防がないといけません。
すると、脳波のパターンだけに依存するのは危険で、処理として本人はどれを確実に選んだのかの視覚情報等と併せて判断しなければなりません。
どちらかというと、視覚情報(例えばヘッドアップディスプレイ等に表示されたものの中で眼球がどれを選んだか等)で判断する方が簡単かもしれませんね。(脳波から何を考えているかを判別したりとか、細かいパターン分けも研究が進むでしょうが)
しかし、脳内に電極だとかいろんなものを入れると、周囲の体液や細胞等に悪影響が出そうな気がします。
 

『バイオニックヒューマン』

 投稿者:Aki  投稿日:2009年 9月20日(日)13時26分32秒
   9月12日(土)は、9月度の東京電力館科学ゼミナール『バイオニックヒューマン 〜半導体がひらくバイオ・医療の世界〜』を聴きに渋谷まで出掛けました。
 講師は、奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科教授 太田 淳氏。
 (以下、聴講時のメモを整理してみました)

 広義には、義手、義足なども含まれるが、今回は、患者の体内にLSIチップを埋植し、治療を行う技術についてということで、微少電極から電気的な刺激を細胞(神経)に伝え、細胞とコミュニケーションをし、LSIで判断、細胞をコントロールすることが可能になったというお話。
 単に、コントロールするだけでなく、体外のハードとの情報の入出力インターフェース、装置の電力供給などの話も含まれています(全て、ワイヤレス化が必要)。

◎ 人工内耳
 難聴ではなく、全く聞こえない人向けの技術。
 蝸牛器官には、入り口には高音用、奥には低音用のセンサーが数万本植わっている。
 そこに、複数の電極がついた細い線を挿入、電気刺激を与えると、脳には「ガガッ」というような雑音として聞こえるようである。現在は僅か20個ばかりの刺激用電極で実験しているが、それでも、刺激したときに聞こえる雑音と、アイウエオなどの音声を対比して学習させると、脳が、独自に雑音を音声に変換するようで、ある日突然、雑音が音声として認識できるようになる由。

◎ 人口視覚
 網膜には約1億個のセンサー(錐体)がある。
 が、網膜の後ろにある変換器(ネットワーク)により、脳へは100万本の視神経で画像信号を伝えている。
 この網膜の後ろに、人工視覚LSIチップを挿入、外部カメラから信号を送り、神経を刺激する。
 現在は僅か9素子であるが、その中の二つを刺激すると、二つの光点を脳で判別できるようになった。
 カメラからの信号は、メガネに仕込んだコイルから、眼球内に埋植したコイルに伝送するようにしている。
 今後は、素子数を増やすことによって、人間の顔や、文字が認識できるようにして行きたい。
 また、眼球のない人には、直接、視神経に電気信号を送るようなことも考えている。

 デジタルカメラの撮像板は、せいぜい1000万画素ぐらいで、RGBの素子は1:2:1の数の比率で整然と並んでいる。
 最新の技術で、生身の人間の網膜を調べた結果、矢張り、SML(短・中・長波)の3種の波長に感ずる錐体があることが分った。
 しかし、その分布や、数は全くでたらめで、また、人によっても全く異なっている。
 それでも、全ての人間が、ちゃんと同じようにカラーの映像を確認できるのは、全て、脳によって目からの画像の信号を再構築し、認識させているためであると考えられる。

◎ ブレーン・マシン・インターフェース
 脳内に、電極を埋植し、脳からの刺激によって、車椅子などを動かす技術。

◎ カプセル内視鏡
 長さ:26mm、直径:11mm。
 オリンパスなどで試作、実用化される段階に来てているが、カプセルは自分で向きや進行方向をコントロールできないので、もっぱら蠕動によって動き、向きも規制される細い小腸内視鏡向きである。
 しかし、万一、小腸内に腫瘍などがあった場合には、カプセルがそこで引っかかり、それを取り出す手段は開腹手術以外にはない。
 そんなために、メーカーは積極的な使用を渋っている。


 いずれにしても、開発に金がかかる割には、大量に使われる技術ではないので、メーカーの協力が得られにくいのが残念である。
                              (以上)
 

『プール』

 投稿者:Aki  投稿日:2009年 9月19日(土)20時15分36秒
   昨、18日は、女房のお相手で「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」まで、14:00からの『プール』を観に出掛けました。(SFではありません)
 何故か、今週2度目の映画。シアターは、また、前回と同じ2番目に大きな“スクリーン2”。客席数:348に、今回は11人。

映画:
 タイのチェンマイ空港に、卒業休暇旅行で一人の若い女性が着く。
 迎えに来た、若い日本人男性に連れて行かれた先は、郊外の広々としたゲストハウス。
 そこで、若い女性、さよは、ゲストハウスで働く中年の女性、京子と会う。
 京子は、2年ぶりに会う、さよの母親。
 京子は自由奔放で、ある日、思い立って、さよと自分の母親を日本に残し、一人でチェンマイに飛び出してきたのである。
 久し振りに母親と会うさよは、何となくぎこちなく、素直になれない。
 しかし、母親、京子と一緒に暮らす現地の子供、ビー、それに、従業員の若い男性、市尾、ゲストハウスのオーナーの年老いた女性、菊子と暮らすうちに、段々と母親に本音をぶつけられるようになり、うち解けてゆく。
 広い、ゲストハウスの中心には、この5人が集まる綺麗なプールがある。
 やがて、休みも終わり、さよは気持ちを切り替え、チェンマイを後にする。

 自由奔放に振る舞う母親と、ホッタラケにされたと思い、恨む娘。
 ノンビリとした、人と環境に包まれ、うち解けていく親子の関係。
 親と子の愛情の距離を考えさせられる、母娘映画。
 辺鄙なある場所に、心のわだかまりを持つ一握りの人が集まり、やがて、人と環境によって癒され、また、別れていく、というストーリーは、正に『メガネ(2007)』と同じです。焦らず、淡々と流れていく映像を観ていると、自分も何となく癒されます。
 初めの方では分らない人間関係も、観ていると段々分るようにできています。
 京子役の小林聡美、菊子役の、もたいまさこは、『かもめ食堂(2005)』、『メガネ』以来の適役コンビ。今回も、その本領を発揮しています。

2009/日本/スールキートス配給
監督・脚本:大森美香
出演:小林聡美、加瀬亮、伽奈、もたいまさこ、シッティチャイ・コンピラ
原作:桜沢エリカ
2009/09/12公開 1時間36分
 

re:公報116号届きました

 投稿者:オロモルフ  投稿日:2009年 9月18日(金)11時37分2秒
  beeさんの所にも届いたようで、ほっとしています。
本文の紙は、90キロの上質紙になっています。これまでは70キロでした。
私も紙のことはよく知らないのですが、調べてみますと、ふつうコピーやプリントなどに使う紙は57キロくらい。公報のこれまでが70キロ、今回が90キロ。表紙はたぶん135キロ。版下は110キロで作ります。
厚くなるとコピー機もプリンターもメニューを変えないといけませんので、神経を使います。
 

公報116号届きました

 投稿者:bee  投稿日:2009年 9月17日(木)23時59分51秒
  オロモルフ博士

私のところは今日届きました。ありがとうございます。
確かに紙が少し厚くなりましたね。上質な紙のようです。
 

re:公報 VOL.116 届きました。

 投稿者:オロモルフ  投稿日:2009年 9月16日(水)23時23分5秒
  Akiさん、ありがとうございます。
印刷そのものは、前より良くなったようです。前の所の最後の方は、技術者の病気が重かったらしく、印刷色の濃さがばらばらでしたが、今回はそういう事は無いようです。何より、原稿が行方不明になったりしないので、それだけでも安心できます。
ただ、写真とイラストの網掛けは、自分でやってますので、プロのものとは違います。拡大鏡で拡大するとわかるのですが、良質の本の網掛けとは、網点の形そのものが違うのです。これの解決は今の私の能力を超えていますが、そのうち勉強しようと思います。当座の改良は、編み目をもっと細かくする事ですが、あまり細かくすると編み目が潰れてしまいますので、悩みます。その量的な事が分からないのです。
 

Re:『ウルヴァリン X-MEN ZERO』

 投稿者:bee  投稿日:2009年 9月16日(水)22時44分14秒
  Aki 様

この映画はまだ観ていないのですが、この時期にマーベルコミックの映画をもってくるのが定着したようですね。(去年は『アイアンマン』でしたが)
「キネ旬9月下旬号」にも続編のことが載っていましたね。忍者と戦うのだとか。

> 『アバター』(米)かなりアニメっぽい映像が気になります

まだインターネットでしか予告編は観ていないのですが、確かにアニメっぽいですね。
スターウォーズのエピソード1に近い映像の気もしました。

> 『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃』

これもシリーズになるのでしょうか?

> 『仏陀再誕』(日)大川隆法著『仏陀再誕』のアニメ映画化

この人のアニメ映画は結構多い気がします。
どれも観たことがないのですが、十数年前から3〜4年毎に何かしらやっているようです。
新聞の広告に突然「幸福の科学の映画」と湧いて出るので相当印象が強いです(笑)
 

公報 VOL.116 届きました。

 投稿者:Aki  投稿日:2009年 9月16日(水)18時33分18秒
  オロモルフ博士。

 公報 VOL.116、先ほど届きました。
 有り難うございます。
 取り敢えず、「ハード研の皆様へ」と「POSTSCRIPT」だけ読みました。
 確かに、手に持ったときの感触が変わりましたね。

 映画のチラシ、1ページ、3枚はスッキリします。

 これから、ゆっくり読み始めます。
 

Re:『ウルヴァリン X-MEN ZERO』 → 日にちの訂正

 投稿者:Aki  投稿日:2009年 9月16日(水)13時38分59秒
   前便の、

「 昨、8日は、「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」まで、・・・」

とあるのは、

「 昨、15日は、「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」まで、・・・」

の誤りです。
 謹んで、訂正致します。
 

『ウルヴァリン X-MEN ZERO』

 投稿者:Aki  投稿日:2009年 9月16日(水)13時26分4秒
    昨、8日は、「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」まで、11:25からの『ウルヴァリン X-MEN ZERO』を観に出掛けました。
 シアターは前回と同じ、二番目に大きな“スクリーン2”。
 客席数:348に、矢張り観客は二十数人。

物語
 時は1845年。ローガンは、ある日、父親が隣の男に殺害されたことにより、自分が隣の男の子、ビクターの弟であることを知る。そして、兄弟、二人ともミュータントであった。
 二人は成長し、150年の間、南北戦争、第一次、第二次世界大戦、そして、ベトナム戦争などで、その超能力を駆使し国のために活躍してきた。
 そして、今、ストライカー大佐は、多くのミュータントを集め、強力な“チームX”を結成しようとするが、その行動があまりにも過激なため、ローガンはそのチームから離脱、カナダのロッキー山脈で愛人、ケイラと木こりとして静かに暮らしている。
 しかし、それを快く思わないストライカー大佐は、ローガンに刺客を差し向ける。
 遂に捕えられた彼は、ストライカー大佐の巧みな言葉に騙され、身体改造のあげく、超戦略マシーン“X”に変身させられる。ウルヴァリン誕生の瞬間である。
 騙されたと知ったウルヴァリンは、復讐の鬼となり、ストライカー大佐と、その部下のミュータントたちを相手に戦う羽目になるが、ある時は敵、また、ある時は味方となってウルヴァリン助けるのが、彼の兄、ビクターであった。
 ウルヴァリンは、“チームX”を相手に、最後まで戦い抜けるのであろうか。
 また、ウルヴァリンの愛人、ケイラとは何者か、そして、彼女との愛情の結末はどうなるのであろうか。

 ご存知、映画『X-MEN』シリーズ三部作完結の後、その中のスーパー・ヒーロー、“ウルヴァリン”に焦点を当て、その生い立ちを物語にしたのが、この『ウルヴァリン X-MEN ZERO』。
 予告編では、ただただ破壊の映画のように思えましたが、ストーリーも纏まっており、ロマンスも絡み、結構、のめり込める映画でした。
 そして、最後には、チャールズ・エグゼビア教授(通称:プロフェッサーX)が、ストライカー大佐に監禁されていた迷える若いミュータントたちを迎えに来るシーンもあり、ここで、既に上映された、シリーズ三部作の導入部にも繋がって行きます。
 ストライカー大佐によって、一番最後に全ミュータントの能力を集めて完成された“XI”は、かなり手強いのですが、ウルヴァリンとビクターの協力で取り敢えずは倒しますが、また、復活しそうな気配。
 このシーンは、エンドロールのあとに、もう1カットありますので最後まで席を離れずにご覧下さい。
 映画雑誌などによると、この映画の続編は日本が舞台だとか。

(原題)X-MEN ORIGINS   WOLVERRINE
2009/アメリカ/20世紀フォックス映画提供/提携:マーベル・エンターテインメント
監督:ギャヴィン・フッド
脚本:デヴィッド・ベニオフ、スキップ・ウッズ
出演:ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー、ダニー・ヒューストン、ウィル・アイ・アム、リン・コリンズ
2009/09/11公開

◇ 今回、初めて映画館で観た予告編。

☆『アバター』(米)                               2009/12/
   ジェームス・キャメロン監督による製作費2億ドルのSF超大作。
   立体デジタル撮影装置フュージョン・カメラ・システムとパフォーマンス・キャプチャーによる最新CG技術を融合させた全く新しい3D映像。
   しかし、かなりアニメっぽい映像が気になります。
   ある惑星の征服計画に従事する兵士が、惑星の生物に恋をするという物語。
   主演は『ターミネーター4』の、サム・ワーシントン。そして、『エイリアン』の、シガニー・ウィーバーも出演。

☆『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃』            2010/02?
    12歳の少年パーシー・ジャクソンは、ある時突然、ギリシャ神話の神々の息子のひとりであると告げられ、仲間とともに旅に出る。
   監督が同じだそうで、最初、『ハリー・ポッター』かと思いました。(笑)

◇ 今回、初めて映画館で入手したチラシ。

☆『きみがぼくを見つけた日』(米)                                     2009/10/24
   オードリー・ニッフェネガーの小説『タイムトラベラーズ・ワイフ』(大ベストセラーズ?)の映画化。
   タイムトラベル能力を持つ青年と、一人の少女の成長を追った“本年最高の恋愛映画”とか!
   製作総指揮の一人にブラッド・ピットが!

☆『仏陀再誕』(日)                          2009/10/17
   “世界が闇に沈むとき、仏陀は再びよみがえる。”
   大川隆法著『仏陀再誕』のアニメ映画化。
   偏った宗教映画でないことを希望。
 

公報116号

 投稿者:オロモルフ  投稿日:2009年 9月14日(月)17時12分14秒
  本日、発送いたしました。
一日か二日で届くと思います。
 

re:Re:電気回路図の第一歩

 投稿者:オロモルフ  投稿日:2009年 9月13日(日)10時26分4秒
  beeさん、ありがとうございます。
やはり簡単な電気回路を描くソフトは見つかりにくいのですね。
花子と格闘しまして、一ヶ月ほどで、簡単な回路なら描けるようになりましたので、なんとかなりそうです。
インターネットに出すファイル形式ですが、私も「名前をつけて保存」をやってみるのですが、どうもうまくいかないのです。
コツがあるんだろうと思いますが、そのコツがまだ発見できません。
 

以上は、新着順61番目から90番目までの記事です。 1  2  3  4  5  6  7  |  《前のページ |  次のページ》 
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